BRUTUS 679号 吉本隆明特集

少し前の話になりますが、
BRUTUS 679号 吉本隆明特集を買って読みました。

学生時代はPenやらBRUTUSやらcasaやらIDEAやら新建築やらと
友達の家とかゼミ室とかで時間掛けながらだらだらと
読んでいたのですが、(ほんとに時間があったんだな)
社会人になってからこの2年間は雑誌を読む時間がすごく減りました。

雑誌の知識は、専門書に比べれば浅いものなのかもしれませんが、
自分にとっては時間をかけてでも広くいろいろ吸収でき、刺激を受ける、
とてもいい情報源だったのです。

と、前置きが長いですが
今回はかなり、いい、いいと評判を聞いていた
吉本隆明特集という号で、糸井重里さんの「ほぼ日」の
総集編みたいな内容だということで早速買いにいくことに。

吉本さんは、思想家というジャンルの人間で、本当にたくさんの
ことを考えている人でした。というか、悩むのが好きなんだなぁ、と。
共同幻想論とかは自分には難しすぎて分からなかったですが、
それでも糸井さんの解釈だったり言葉のチョイスが載っていて、
けっこー自分にも刺さるところがありました。

今の自分の考えてるところとかが言われてる、
みたいな気になるのは多分誰でもよくあることなんだろうけど、
以前紹介した西村さんの本とか、このごろけっこーそうやって勝手に
「自分ごと」にして自分を応援してるような気がします。

何かしら今、「自分ごと」に悩んだりしてる人には、
自分への応援(になるかどうかは分かりませんが)として
読んでみるとけっこーすっきりするかもしれません!

けっこー考えさせられる一言が糸井さんチョイスで載ってますよ。
うん、確かにいい号だった。

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